米国留学中男子高校生の日常

アメリカに一年間留学中の男子高校生の日常のあれこれをつづっていくブログ。

ちょっとした人種のはなし。

今自分の通っている学校はたくさんの移民の生徒が通っています。ヒスパニックの人はもちろん、インドからの子、ウズベキスタンカザフスタンにロシア、中国にヨーロッパ各国からの生徒もいます。(日本人は一人しかいない、、一人両親は日本人で生まれは札幌、育ちはアメリカ日本語0%の子がいた。)

 

とにかくいろんな人種の子がいるわけですが、生徒間で必ずと言っていいほど起こるのはグループで固まること。日本でもありがちですね。

ここでは基本的に出身国と話す言葉、人種で別れていることが多いです。その中でさらにいわゆる陽キャ陰キャ、その中間で別れます。自分が見た感じでは陰キャ的な人は基本的に少なくて、日本のそーゆー人みたいに群れるんじゃなくて、ひとりひとり個人で行動してます。

中間の人はまさに日本みたいで、ちょいちょい陽キャと仲いいは人がいたりして、めっちゃ群れてます。

いわゆる陽キャ的な人は大体あんま良くない人で、授業に出なかったり、タバコ吸ってたり、廊下を大音量で音楽流しながら走り回ってみたりしてます。あと、しょっちゅうけんかしてます。

ちなみに僕はウズベキスタンカザフスタンから来た子たちの中間グループに入れてもらってます。できればネイティブとつるみたいところやけどネイティブは大体悪いことしてる人ばっかりでアジア人嫌いなのであきらめました。

 

なんか日本だと人種に関して黒人<アジア人<白人って思っているひとが多いと思います。でも、実際こっちに来てみて感じたのはアジア人<黒人=白人的なことが多いです。特にランチタイムになると、陽キャというかヤンキーがオレンジとかプチトマトを投げて遊んだり、誰かほかの人の飲み物を盗んでみたりしてるけど、大体アジア人の人が被害を被ることが多いです。実際に僕もリンゴジュース盗られたことがあるし、中国人の友達がオレンジぶつけられたりしていました。(学校のランチや飲み物はタダだから食べ物で遊ぶ人が多い)最近あったのはインド人の友達が自販機の前でたかられて何かしらおごらされていました。(カフェテリアにお菓子の自販機があって1ドル均一で、カードも使えるからかなり便利。)

この前中国人の友達が言っていたのは、ケータイを見ていたらうっすら甘い香りがする茶色い粉をかけられたって言ってました。多分シナモンか葉巻やらタバコやらの中身だと思う。わんちゃん大麻じゃね?とか言って笑ってました。

 

実際僕が体験して一番残酷だったのは靴屋の話です。この前学校帰りにスニーカーを買おうと思って靴屋によりました。(アメリカの人靴めっちゃおしゃれ)本来なら靴を見ていると店員が"May I help you?"とか話しかけてくるのに来なくてどうしようもなく、話しかけようかと思いつつ試着したい靴のデザインを迷っていると新たに白人のおっさんが入ってきました。その瞬間、店員がいきなり”May I help you sir?”って話し掛けに行ったんですわ。その瞬間に靴を買おうなんて気は一気に失せてすぐ店を出ていきました。

あと、比較的多いのはバスで隣に座ってくる人が少ないです。俺の体格がそこそこがっちりしているからかどうなのか知らないけど、隣に座られる率が低いです。まあ、帰るのに1時間以上するので楽だからいいけど。

 

あと、気を付けたほうがいいのは黒人の人は自分たちのことを差別用語で呼び合ったりしているけど、絶対にそうやって呼ばないようにしましょう。それは普通にNGです。ちなみに差別用語で多いのは黒人はニガー白人はクラッカーアジア人はチンクなので絶対に言わないよう覚えておいてください。警察に捕まることもあります。

 

気を付けてね!おしまい!